初めての競馬

ここ二日間、日記をサボってしまった。一昨日はほとんど書き終わったところでブラウザバックをして全部消えてしまい、昨日は気づいた頃には日を越していた。まったく、はてなブログが自動保存機能を実装していないことが不思議でならない。毎日ブログを更新することの難しさを実感する。

 

さて、昨日は高校の友人に誘われて、川崎競馬場を訪れた。人生初の競馬場であった。19時までバイトがあったから、それから川崎へと向かい、20時ぐらいに競馬場に着いた。

 

入場料は百円であったが、あいにく百円玉を持ち合わせていなかった。五百円玉で払うから釣りをもらえるか事務員の方に聞いたところ、20:10になれば無料で入れるという。

 

どういうことかよくわからなかったが、その時間になると音楽が鳴り、ただで入場できた。入ってすぐ最終レースから二つ目が始まり、目の前をサラブレッドが疾走していく。出走の知らせを告げる音楽だったのだ。

 

最後のコーナーを馬が回ったところで一段と客の声が大きくなった。これが競馬か、と感心した。男性の大声は大学生の僕でも怖いのだが、親に連れられて来たであろう子供たちは無邪気に気にせず遊んでいた。

 

友人の中に一人、現役馬術部部員がおり、彼が競馬の教えてくれるということで今回集まったのだった。競馬場と馬術部には何やら縁があるらしい。どうやら、競馬場から馬術部には、馬が扱えるから、ということでお願いされるバイトが存在するらしいのだ。彼らは持ち回りでそのバイトをし、その給料を部の馬の餌代に回しているらしい。

 

自分は最終レースしか馬券は買うことができなかった。単勝でかけて負けたのだが、根拠を持って予想しているわけでもなかったのでなんとも思わない。300円が消えただけである。知識がないとあまり面白くないのだろう。

 

最終レースが終わり、川崎競馬場から川崎駅の方へ人波に揉まれて歩いたが、驚いたのは高級風俗店の多さである。歌舞伎町は訪れたこともあるが、右も左も風俗店が100mぐらいに渡り並んでいる光景は初めてで圧巻だった。

 

競馬場で買った日にはそこで金を使うのだろう。宵越しの銭は持たないのだろうか。

友人との会合

昨日、意図せず毎日投稿をサボってしまった。これをかいているのも日付をまたぐ数十分前だがここからエクストリーム投稿を決めていく。

 

明日は高校の友人と遊ぶ。彼は一浪し、大学は地方なので地元に戻ってきたタイミングで遊ぶのである。

 

何をすると思うだろうか。

 

正解は、皇居ランである。

 

大学生ともなると、とりあえず飯食う、という選択肢しかないと思っている人もいるが僕はそうは思わない。昔の純粋な心をもてばもっと別の遊びもできるはずである。

 

観光も兼ねて、皇居を回る。個人的には大手町こそ日本一のビル群だと思っているので、それも愉しみである。

 

バイトを六本木でしているが、あの街は高いビルもあるが、その下は雑多で汚い。外国人向けのきれいな公園と高級な飲食店と風俗店の集まりである。いつ歩こうが、むき出しの欲望をまざまざとみせつけられる。

 

暑さに負けぬよう、楽しく走ろうと思う。

おすすめYoutubeチャンネル①

僕のおすすめのYoutubeチャンネルを紹介する。①、と銘打ってあるので今後も紹介していくかもしれない。

 

記念すべき第一弾は、

「VICE Japan」

である。

 

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今年、アメリカで、運営元のVICE Mediaが破産申請をしたことで知っている人もいるかもしれない。雑誌発行をはじめとするいわゆるメディアの会社のYoutubeチャンネルである。

 

「VICE Japan」では「VICE」という英語のチャンネルの動画の翻訳か、日本限定の動画が配信されている。どちらも見応えがある。このチャンネルの扱う題材は、真面目なものが多く、サブカル、ダーティー、政治が主である。

 

時代錯誤社と同じ匂いが若干する、マジモンである。日本限定配信の動画も取材のやり口がどこか海外のメディアっぽさがある。海外の人が海外の切り口で日本を取材するのではなく、日本人が海外の切り口で日本を取材している、というのも一つの特徴だ。

 

おすすめの動画を二つ紹介する。

 

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一つ目は朝鮮大学校の取材である。朝鮮学校というのはいろんなところで目にする。例えば、大阪朝鮮高校のラグビー部は有名だし、自治体が補助金朝鮮学校に出す出さないでTwitterで大激論が繰り広げれることもある。

 

朝鮮学校とは、北朝鮮を支持する在日朝鮮人のための学校である。この動画では朝鮮学校に通う女子生徒一人に密着取材をしている。少しでも朝鮮学校に興味があるそこのあなた、必見である。

 

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二つ目は、ギャングによるコカインの作り方講座である。年齢制限があるのでご注意を。時代錯誤社がパワーアップした感じがしないだろうか。

 

覚醒剤の使用は違法で、芸能人が使用したとか保持していたとかでよくニュースになるが、そのコカインを作っている人たちが世界のどこかにはいるのである。コカインの製造過程をそのまま映しており、こんなものがyoutubeで見られるのかと感動する。

 

結構大雑把につくっているのだが、こぼしたコカイン、いくら分だよ!と突っ込みたくなる。

 

この他にも面白くて刺激的な動画がたくさんある。エッチなものもたくさんあり、av女優へのインタビューもある。普段見るavの導入としてのインタビューではないので新鮮なはずだ。ぜひ好きな動画を見つけてほしい。

 

 

下ネタを話すタイミング

男子校にいた頃、下ネタを話すタイミングにはあらゆるところに転がっていた。周りのありふれるもの、ことを下ネタの定番の言葉にいかにつなげていくか、という知的な過程に僕は興奮し、ことあるごとに下ネタをぶっこんでいたと思う。

 

インターネットの情報だけを頼りに、周りと語り合ったものだ。童貞をちゃんと卒業して定期的にしている人なんてほぼ皆無だったわけだし(一回だけした、とかは少しいたのだ)想像力を目一杯働かせた。

 

だけども大学に入り、下ネタをぶっこむことができなくなった。女性の方々がいる前では畏れ多くてできない。いる前、というのは空間を少しでも共有している場合が該当する。もしかしたら聞こえちゃうかも、と思ったらアウトだ。

 

下ネタが女性陣を不快にするのかしないのか、想像で考えることしかできない。なぜなら、下ネタがOKかどうかを聞くことさえも、下ネタの一部と自分は考えるからだ。

 

だから、守りの姿勢で下ネタを全く話さないのである。全く話さなければ彼女らを不快にさせることもないだろう。

 

このような女性への下ネタに対する恐怖心めいたものが自分の中にある。この恐怖心はなくなるのかなくならないのか。完全になくなってセクハラをかますのは勘弁だが、軽い下ネタでみんなを笑顔にできるスマートな男に憧れている。

 

一つ確かなことがある。大学生になった高校同期たちはあの頃の可愛げのある下ネタは言わない。あるのは生々しい猥談である。

バレンタインチョコレート

皆さんはバレンタインチョコレートをもらったこと、もしくは渡したことをあるだろうか。家族や部活、職場の同僚からの義理チョコに始まり、好きな人に渡す本命チョコ。日本の製菓メーカーの策略のもと、多様な関係性の間で二月十四日にはチョコレートが受け渡しされている。

 

元男子校生の脳内の辞典を引くと、

 

名:バレンタインチョコレート

①交際していない女の子から純粋な好きの気持ちから渡される本命チョコレート

②二月十四日に授受されるのチョコレートで①に該当しないもの

 

と書いてある。

 

ひん曲がっている。小学生時代は、誰からも告白されず、当然本命チョコを貰わずに卒業。イケメンのサッカー少年の友達を羨ましがり、そのまま中高一貫の男子校に入学した僕にとって、①の意味でのバレンタインチョコレートは特別なのだ。

 

中高6年間の間は、みんなで傷を慰め合うように二月十四日にはチョコレートを送り合っていた。僕も、高校二年生の時には同期200人分のチョコ棒をドンキで買い、ばら撒いた。

 

僕からチョコをもらいにチャレンジしたこともある。中学の修学旅行はたまたまバレンタインデーの日に被ったので、旅先で街ゆく女の子に声をかけた。「チョコください!」結局もらえなかったのだが、、、。

 

時は過ぎ、大学に入学して彼女ができた。一年生のバレンタインはその子からチョコをもらい、これがいわゆる本命チョコか、と感動した。①には該当しないが、とても嬉しかった。

 

今の彼女と付き合う限り、①の意味でのチョコをもらうことはもうないかもしれない。それはすごい寂しい気もする。でもそれでいいのだろう。

年相応なことをしよう

年相応なことをすることの大事さに気がついた。大学生ならば、勉学に励むもよし、サークルに勤しむもよし、恋人にのめり込むもよしである。膨大な時間があるからこそできることをする、とかではない。年相応なことをするのである。

 

小学生の頃、よく母から「もっと子供っぽい本を読みなさい」と言われた。僕はませていたので、親の新書や文庫本を読んでいた。一般的には「こんなに難しいの読めるのね〜」なんて褒められるはずである。だけど母は僕にそんなものを読むなといった。

 

当時の僕は、「こっちの本に書いてあることの方が面白いもん」とおもっていた。新書は知識欲を満たしてくれたし、池井戸潤はスリリングで痛快だった。

 

けれども母は、小学生向けに書かれた本を読んで欲しかったのだ。今なら、母の言ったことに共感できる。

 

得てして、小学生向けの本というのは訓話の要素を含んでいる。素直で何でも吸収する子供の時代に、そういう話を読むことは意味あることだと思う。僕はハリーポッターは読んでいたわけだし、面白いと思う小学生向けの本もあったのだから、それらを読めばよかったのだ。

 

今、僕は大学生である。今、例えば不思議な国のアリスを、「アリスはどうなってしまうんだろう?」とドキドキしながら読むことはできないと思う。どうせ比喩や隠喩に着目して、時代背景とかそんなものに気を取られるのである。一歩引いて読んでしまうだろう。

 

年相応な本を読むことは大事だし、広げていうならば年相応なことをするのは大事である。今しかできないことがあるのだ。

時代錯誤社が好き

一,十,百,千,万,億,兆,京,垓,𥝱,穣,溝,澗,正,載,極,恒河沙阿僧祇那由他,不可思議,無量数!!!

 

小さい頃一度は口ずさんことがあるだろう。僕はあるし、今もたまに口ずさむ。兆のオーダーなら日本の国家予算を考えるし、京とか言われると、スパコン「京」を連想する。

 

*実際、スパコン「京」はその計算速度に由来するらしい。以下、政府の広報記事。

スーパーコンピュータ「京」(仮訳) | November 2011 | Highlighting Japan

 

しかし、垓とかになってくると何やらわからない。無量数までいくと無限かよ、、、という感じでなんとなく聞いたことがあったりする。

 

僕にとって思い入れの強い単位は「恒河沙」である。これは、東京大学で時代錯誤社というサークルが発行しているキャンパスマガジンである。僕は一年生の秋学期から毎号欠かさず購読をしている。時代錯誤社、通称「時錯」は、毎学期の始まりに「逆評定」という、その学期の授業の学生の評価(愚痴?)をまとめた冊子を、強力な街頭演説を通じて販売していることで多くの学生に知られている。

 

ちなみに、時錯は隔月で恒河沙を発行していて、逆評定はあくまでその特別号である。東大豆知識!覚えておいて損はない。

 

さて、僕がここで書きたいのは、駒場の学生なら一度はお世話になった逆評定に関する批評ではなく、その隔月に発行している通常号の恒河沙についてである。

 

通常号の方が絶対面白い!!!間違いなく面白い。今の時代の恒河沙はとても面白い。僕のサークルの部室に十年前ぐらいの恒河沙があるのだが、それよりも間違いなく今の方が面白い。書き手が変われば中身も変わるのだろう。

 

恒河沙の記事は、しょうもない記事が多いのだが、その馬鹿馬鹿しさが痛快である。柳田理科雄空想科学読本のように馬鹿馬鹿しいが面白く、あつかうネタは下ネタから社会問題まで多様で非常に面白い。

 

東大のことを詳しくないとわからない記事も多いが、もし駒場キャンパスに訪れることがあれば、生協の書籍部に是非立ち寄ってほしい。恒河沙、一冊三百円。ただし、生協の組合割引きは効かないのでご注意を。